【大学受験特集①】後編

こんにちは!
早稲田スクールの個別指導
早稲田アイ・スタディです☆


<大学受験特集① 後編 大学入試一般選抜個別試験編>

前回から引き続き、テーマは大学入試特集!

特集①前編 大学入試共通テスト編
   後編 国公立大一般選抜、私立大学一般選抜編  ⇐今回
特集②前編 学校推薦型選抜編
   後編 総合型選抜編

の4本立てでお送りしていきます!
今回は、特集①後編:共通テストの次に待ち受ける、「一般選抜の個別試験」について見ていきましょう。

どうぞ最後までお読みください(*°▽°*)


<大学入試の日程>

まずは入試日程の復習です!

学校推薦型選抜(指定校推薦)10月~随時
総合型選抜10月~随時
私立大学推薦選抜(学力試験あり)11月~随時
大学入試共通テスト1月の第二か第三土日
私立大学一般選抜1月下旬~2月に随時
国公立大一般前期選抜2月25.26日
国公立大一般後期選抜3月12日

<大学入試一般選抜個別試験>

共通テストが全国統一の問題であるのに対し、個別試験は大学ごとに自作問題を出題します。
どのような能力をもった学生を必要とするのか、大学独自のニーズに合わせた問題が出題されます。

国公立大一般選抜

国公立大は「前期」と「後期」の2回が基本です(たまに「中期」があったり、後期がなかったりします)。全ての大学が同じ日程で試験をするので、熊本県の公立高校入試と同じで公立どうしの併願はできません。
高校入試では「後期」がメインの受験ですが、大学入試は「前期」がメインで定員が多いです。「後期」は定員が少ないので、偏差値が高く、その分共通テストで必要となる点数も高くなります。

以上の理由から、国公立大の入試において現役合格を狙う場合、

★前期に本命の大学を受験
★後期はランクを下げて堅実な受験校を決定

というのが一般的な決め方です。

下に、熊本大学と熊本県立大学の試験科目の概要を紹介します。違いが分かりやすいように、入学後に学ぶ内容が近い学科を比べてみました。

<前期選抜>
熊大 文学部文学科
共通テスト:500点
国語100点、社会100点(地総・歴総・公は禁止)、数学100点、理科50点、英語100点、情報50点
個別学力検査:500点
国語200点、英語200点、小論文100点

県立大 人文学部日本語日本文学科
共通テスト:650点
国語200点、社会100点(地歴のみ選択可、本番で公共を先に解いたら失格)、数学(ⅠA)・理科どちらか1科目100点、英語200点、情報50点
個別学力検査:355点
国語350点、調査書5点

<後期選抜>
熊大 文学部文学科
共通テスト:500点
個別学力検査:300点
小論文300点

県立大 人文学部日本語日本文学科
共通テスト:650点
個別学力検査:255点
国語250点、調査書5点

★試験科目の見るべきポイント
①共通テストと個別試験の点数比率
熊大の方が個別試験の配点が高いことが分かります。一般的に、偏差値が高い大学ほど個別試験の配点が高い傾向にあります(というよりは、個別試験の配点が高いとそれだけ難しい、ということです)。一方で、一見偏差値が比較的低く見えても、共通テストの配点が高ければ、万が一失敗してしまった時の個別試験での巻き返しがかなり大変になります。
どちらの比率が高いのも一長一短。共通テストはマークシート方式、個別試験は記述方式(小学生や中学生が想像する記述とは全く違います!)と形式が違うので、自分の強みに合わせた大学を選定することも戦略です。

②使ってはいけない科目、受験しなくてもよい科目があるかどうか
熊大、県立大どちらも使えない科目があります。県立大では科目の解く順番まで指定されていますね。間違うと受験する資格すら失ってしまいます。
また、個別学力検査で点数比率が高い科目や不要な科目にも各大学の特色が出ています。

③「情報Ⅰ」の占める割合
新しい科目「情報Ⅰ」。共通テストの配点比率が高いほど、情報の科目の比率が高まります。サンプル問題を見ると、プログラミングなど5科目と同じレベルまで勉強しないと解けない問題も出題されています。5科目と比較して圧倒的に高校の授業回数が少ない科目ですが、今後は「5科目」という言い方も時代遅れになっていくのかもしれませんね。
※早稲田アイ・スタディでは昨年から情報Ⅰ対策として「ゲームクリエーターズコース」を開講しています!

<私立大学一般選抜>

私立大学は日程がバラバラなので、国公立大も含めて複数の大学を制限なく併願できます。同じ大学の中でも何回か試験がある場合は何回も受けなおすことができます。出願の際は日程がダブらないように、受けすぎて対策が追いつかない、ということがないよう気を付けましょう。

試験の種類(組み合わせ)は大きく3種類です。

①個別試験のみ
共通テストを考慮せず、大学の独自問題だけで合否が決まります。①~③の中では定員が一番多いことがほとんどなので、最初から私立大学が第一希望の学生はこの方式を選択するのが良いでしょう。また、共通テストで大失敗してしまっても気持ちを切り替えて受験できるという見方もできます。

②共通テスト利用
出願すると共通テストの点数が大学に送信され、それだけで合否が決まります。個々の大学の個別試験を受験しなくても良いので、受験料さえ払えば気軽に受験できるのが特徴です。ただ、その分倍率も非常に高く、①よりも偏差値が高くなりがちです。国公立大が本命で、私立大学は滑り止め、という場合など、確実に合格する私立大学を選んで出願するのが無難です。

③個別試験+共通テスト
文字通り、どちらの点数も使う形式です。

試験科目は国公立大と同様に大学によって個別に設定されるので詳細は省きますが、国公立大と私立大それぞれで受験の可能性が高い大学を調べ、必須の科目は1年生のうちから意識して勉強に力を入れていきましょう!


<特集①まとめ>

ここまで、大学入試共通テストと個別試験の概要を見てきました。

★★最後に最重要事項です★★

【新課程入試対策の第一歩=志望大学の決定】

次回の大学入試から、新課程入試が始まります。
まだ誰も受験したことのない入試です。
それだけならまだしも、「情報Ⅰ」を点数に加算するかどうか、「数学C」の選択できない科目、「地理総合・歴史総合・公共」の科目を受験すると受験資格を失う、共通テストの範囲ではないが個別試験では試験範囲に含める、など、大学ごとに新課程の受け止め方がバラバラです。

つまり、受験する大学が決まらないと、受験科目も決められず、それだけ受験対策が遅れてしまう!
受験校を決定すれば、力を入れるべき科目が定まり、合格可能性が高まる!

ということです。

そして、この志望大学決定を高1のうちに終えておくのが早稲田アイ・スタディのおすすめです。

受験勉強を高3から始めるという考えは危険です。大学受験は高1からすでに始まっている、というのが全国統一の考え方となっています。
早稲田アイ・スタディでは常に最新の入試情報をご案内できますので、まずはお気軽にご相談ください!


<次回予告>

次回は大学入試特集②:学校推薦型選抜、総合型選抜
についてのお話を予定しています。
一般選抜に新しい内容が続々と加わる一方で、推薦型選抜の割合が年々増加しており、大学受験の「当たり前」になってきました。詳細は次回!


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最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに( ‘v’)b

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