【面接対策-前編】受験から就活まで!面接で押さえておきたいポイントとは?

こんにちは!
早稲田スクールの個別指導
早稲田アイ・スタディです☆

<今回のテーマは「面接」>

前回、中学入試対策のお話をさせていただきましたが、その中で面接も取り上げておりました。
入試だけでなく就職活動にまで影響する「面接」。
自分の入りたい学校・会社にしっかり自分をアピールするためには、言う内容や活動実績はもちろんですが、面接の決まりごとをしっかり守ることで、より内容に説得力が出たり、面接官へ良い印象を与えたりすることができます。

<今日の目次>

☆面接で一番大切なこと
☆入室
☆面接中の態度
☆退室
です!

今回は、入退室のしかたなど、面接をきちんと受けるために必要な知識やマナーをご紹介します。

どうぞ最後までお読みください ( ˶’ᵕ’˶)


<面接で一番大事なこと>

アイスタでは入試で面接が必要な生徒には必ず面接練習をしています。受験で初めて面接を受ける生徒がほとんどなので、生徒たちが自信をもって臨めるよう、しっかり対策していきます。

私が練習をする時に最初に生徒に伝えるのは

「面接は、入室8割、退室1割、内容1割、で決まる。」

です。
まずは入退室が完璧になるまでひたすら練習してから、内容の添削に入ります。

普段皆さんが誰かと話をしている時も、仮に同じ内容であっても、相手が友達なのか、先生なのか、上司・同僚・部下、家族でも姉か弟か、で、話す内容から受ける印象が変わりますよね。
アイスタでも、保護者様から「私から子どもに言い聞かせても喧嘩になるんです…」「先生の話は聞くので代わりに言ってくれませんか?」というご相談を受けることがよくあります。

私たちは「何を話すか」と同じかそれ以上に「誰が話すか」に強く影響を受けています。

面接時間は数分程度。しかも初対面。その中で「誰が話すか」を決めるのは、「ノックしてから着席するまで」のほんの1~2分だけです。
入室のマナーがなっていないと、面接官は「この人は面接の練習あんまりしていないな」「練習してないってことはやる気もあまりないのかな」と、話を聞く前から印象が悪くなってしまいます。
受験生は「面接をしていただいている」身です。第一印象が悪くなってしまったら、その後どれだけ一生懸命話しても、もう聞いてもらえないかもしれません。

ですから、面接では印象が大事!だから入室が大事! と生徒に話します。

次の章からは、入退室や姿勢など、話す内容以外で守りたいマナーや知っておくべき知識を紹介していきます!

(保護者の皆様へ)
もちろん、内容もとても重要ですし、アイスタの面接練習ではお子さまと一緒に文章を考えるなど、同じくらい力を入れて指導しております。
しかし、この指導方針には、入退室や着席時の姿勢など、練習である程度完璧と言えるところまで仕上げることができる項目の重要性を改めて伝えることで、本人が自信をもって面接を受ける地盤を固めるという意図もあります。
面接に限らずですが、何事も自信が持てないとどうしても不安になり、緊張しすぎたりミスしたりします。ですから「面接練習バッチリだね!」と褒めて送り出すことで、安心して本番に挑めるように指導しています。


<入室>

①学校に着いた瞬間から面接は始まっている…!

校門近くで誘導してくれる先生、教室で点呼をとる先生など、学校に着いた瞬間から面接官以外のたくさんの先生と出会います。
元気な声で挨拶をしたり、姿勢を真っ直ぐにして歩いたりなど、常に周りから見られているという意識をもちましょう。
また、面接の順番が来るまで教室などで座って待機となるので、姿勢よく座り、面接内容を覚え直す時間に使いましょう。

②ドアを開けてから着席まで

<入室手順>
1 ドアを開ける前に、ドアの外から「ノック3回→失礼します」
2 中から「どうぞ」と聞こえたら、両手でドアを開ける
3 開けたら、気を付けの姿勢→「失礼します」→礼→ドアを閉める
4 椅子の横までまっすぐ歩く
5 立ったまま気を付けの姿勢で面接官と向き合う
6 面接官の指示に従って自己紹介
7 面接官から着席の指示があったら「失礼します」→着席

※最初からドアが開いていたら、3の手順から始まります
※集団面接で椅子がたくさんあったら、椅子の後ろを通って自分の席まで歩く

③気を付け、礼、着席の姿勢

☆気を付け
・肩を楽にして、手のひらを太ももの横(ズボンの横の縫い目に中指が重なる位置)にぴったりつける
・指先までまっすぐ
・両足のかかとを付ける(つま先は付けても開いていてもいい)
・あごを軽く引く

☆礼
・「1.2.3」のリズムでキビキビ動く
・手は気を付けの位置のまま、太ももに沿わせる
・礼した後、髪の毛を触らない
・礼する前と礼した後の2回、面接官と目を合わせる

☆着席
・足の裏が床にぴったり付くように座る
・深く座るが、背もたれに背中を付けてはいけない
・かかと、ひざ、腰、がすべて直角になるように
・男性:かかととひざを自分の足幅の1.5倍くらい開き、手は軽く握って太ももからひざの辺りに乗せる。つま先は広がりすぎない。
・女性:つま先、かかと、ひざをぴったりくっつける。手は指先を揃えて太ももの上に重ねる
・1回座ったら最後まで動かない(座り直す、脚が開くなど注意!)

慣れないうちはとても疲れるので、できるだけ楽にきちんと座れる、自分のベストポジションを練習しながら見つけておこう。(ほんの少し浅く座ると楽!)

※便宜上男性と女性に分けて書きましたが、性別関係なくひざを合わせて座っても構いません


<面接中の態度>

①面接官の目を見て話す

自分が話している間は目をそらさず、まっすぐ目を見て話す(目を見るのが苦手な人は、まゆ毛を見ながら話すと、相手からは目を見ているように見えるよ。鼻や眉間を見るより自然です。)。面接官は2~3名おり、交互に質問されるので、質問された面接官の目を見て話しましょう。

②もし言葉に詰まったら…

緊張などで何を言うか忘れてしまったら

1 「すみません。もう一度最初からお願いします。」
2 面接官が「どうぞ」と言う
3 「ありがとうございます」と言って再開する

一番やってはいけないことは、無言のままどうにか思い出そうとして、沈黙の時間が何秒も続くことです。

少々言葉が途切れたり出てこなかったりしても、絶対に減点にはなりません。安心してください。
大切なのは、その後にきちんと「すみません」と「ありがとうございます」が言えるかどうかです。忘れてしまうのはしょうがないので、潔く謝って言い直しましょう。

※何度も繰り返すと「練習してないから言えないのでは?」と思われ、さすがに減点されます。


<退室>

①席を立ってから退室まで

1 面接官が「退室してください」と言う
2 「失礼します」と言ってから、椅子の横に立つ
3 「ありがとうございました」→礼
4 ドアの直前まで歩く
5 振り返って「失礼します(しました)」→礼
6 ドアを両手で開けて退室

②学校の外に出るまでが面接!

来た時と同じく、学校から出るまでにもたくさんの先生方がいらっしゃいます。お迎えの車の近くで緊張が解けたのか、走ったり騒いだりしてしまう子が時々います。敷地を出るまで気を抜かないようにしましょう。


<その他>

①前日の準備

・持ち物確認
・服装確認

を前の日に済ませましょう。服装は靴下や靴、上履きも決めておきます。また、服にブラシをかけたり靴を磨いたり整えることも忘れずに。

②朝の身だしなみチェック!

清潔感のある見た目になっているかチェックしましょう。
例)
・髪型:寝ぐせ、前髪の長さ、髪の結び方、礼した時に顔にかからない、など
・服装:しわ、ほこり、毛玉、よれ、汚れ、ほつれなどが無いか。制服を正しく着こなしているか(ボタンを留める、リボンの付け方)、など
・爪は長すぎないか、汚れていないか


<まとめと次回予告>

面接でまず大事なのは「入室時の印象」!
そのために、入室と退室の練習を何回もしよう!

今回出てきた内容がしっかりできてはじめて、発言内容を聞いてもらえる準備が整いました。

★次回は、皆さんの経験や実績が面接官により良く伝わる、「発言内容の組み立て方」を紹介します!

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最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに( ‘v’)b

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