【2025年度】中学入試・高校入試・大学入試最新情報
こんにちは!
早稲田スクールの個別指導
早稲田アイ・スタディです☆
<今回のテーマは「2025年度入試最新情報」>
今回は、熊本県の入試最新情報をお届け!
中学入試・高校入試・大学入試について、昨年度からの変更点や、志望校から受験校を選定するポイントをお伝えします!
3種の入試の情報が盛りだくさんなのでいつもより長めです。
必要な部分からどうぞお読みください✧٩(・ω・*)و✧
☆それぞれの入試の仕組みや志望校設定・受験校決定の基本的な考え方はこちらにまとめているのでぜひお読みください!
高校入試、受験校設定の考え方
特集① 日程まとめ編、受験戦略初級編
特集② 公立高校受験編、受験戦略学科選択編①
特集② 公立高校受験編、受験戦略学科選択編②
特集③ 私立高校受験編、受験戦略実践編①
特集③ 私立高校受験編、受験戦略実践編②
大学入試
特集① 大学入試共通テスト編、国公立大一般選抜、私立大学一般選抜編①
特集① 大学入試共通テスト編、国公立大一般選抜、私立大学一般選抜編②
特集② 学校推薦型選抜編、総合型選抜編①
特集② 学校推薦型選抜編、総合型選抜編②
※11/1.11/2に中学3年生の生徒・保護者の皆様にご参加いただいた「入試情報共有会」とも重なる内容となっております。
受験生の皆様におかれましては、学校や塾の三者面談の前に今一度内容をご確認いただき、事前準備をいただけますと幸いです。
<中学入試最新情報>
①入試日程
先日投稿した「【中学受験】令和7年度熊本県中学入試特集」から新たに判明した日程を一覧にまとめました!
==国立==
熊本大学附属中:1/11
==県立==
玉名附属中、宇土中、八代中:1/12
==私立==
マリスト中:11/23.1/5
信愛中 :11/24.1/12
学園大付属:11/30.2/1
九学中 :12/7.1/11
ルーテル中:12/7.1/11.2/1
尚絅中 :12/8.1/18.2/9
文徳中 :12/8.1/19
真和中 :12/18
②変更点 - 熊大附属中
募集要項の定員から男女の区別がなくなりました。
昨年度まで:男子80名、女子80名
今年度から:160名
性別問わず試験結果の上位160名が合格となる、という規定となりました。
附属中は他にも通学時間や入学後の指導に関することなど制限や事前に確認すべき注意事項がいくつかあります。それもあってか、出願条件に「説明会の参加」を必須としています。教育方針や特色をきちんと理解した上で受験してほしい、という意図があるように感じます。
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併願校の設定など、基本的な考え方は高校入試特集でお伝えしている内容と同じですが、入試日程、偏差値、過去問対策準備期間など高校入試以上に考慮したい要素がありますので、きちんとご理解の上で受験計画を立てられることをお勧めします。お困りの際はいつでもアイスタにご相談ください!
<高校入試最新情報>
①入試日程
==公立高校==
前期選抜:令和7年2月3日
後期選抜:令和7年3月4日、5日
==私立高校==
奨学・特待入試:令和7年1月22日
専願入試 :令和7年1月22日
一般入試 :令和7年2月13日、14日
==国立高専==
推薦選抜:令和7年1月18日
学力選抜:令和7年2月9日
時系列で並べるとこんな感じです。
高専推薦 :令和7年1月18日
私立奨学・特待・専願:令和7年1月22日
公立前期 :令和7年2月3日
高専学力 :令和7年2月9日
私立一般 :令和7年2月13日、14日
公立後期 :令和7年3月4日、5日
②変更点 - 必由館の独自問題と合格判定基準
令和7年度の高校入試から、必由館高校でも「市教育委員会が作成した問題」が試験問題となることが決定しています。
試験時間は1科目35分(英語は45分)、1日で5科目全て受験します。
2日目は、全学科共通の「自己アピール書(50分)」の試験、学科ごとに異なる実技や作文の試験が実施されます。
市教育委員会が作成する独自問題は、昨年度から導入された千原台高校の独自問題を踏襲するとされています。
また、合格判定について、2段階の基準を設けて判定を出すことになっています。
【第一段階選抜】
学力検査(6割)調査書(3割)自己アピール書(1割)の総計点の高い順に募集人員の90%以内の合格者を決定する。
※文理探求コースの場合 123名×0.9=110名
【第二段階選抜】
学力検査(4割)調査書(4割)自己アピール書(2割)の総計点を選抜の主たる資料とし総合的に判断して合格者を決定する。
※文理探求コースの場合 123名-110名=13名
意訳すると、90%の生徒は学力検査の結果を優先して合格判定を出すが、当日の学力検査の点数が合格ボーダーラインに近い生徒数名は調査書と自己アピール書も重視して判定を出す、ということになります。
良く言えば、当日の学力検査が振るわなくても、これまでの活動実績や通知表の評定などが認められれば合格可能性が上がる、ということです。
同時に、評定や調査書が元々芳しくない生徒は、学力検査でそれを補えるくらいの高い点数を出さなければなりません。
必由館高校で普通科が廃止され文理探求となってから、前期選抜での合格定員が大幅に増えました。それはつまり後期選抜の定員が大幅に減ったということです。そしてさらに独自問題や独自基準を設けることになりました。
共通テストや模試結果をもとに学校や塾で三者面談を実施しますが、必由館高校に関しては新しい入試への情報がまだまだ足りないため、昨年度までの合格可能性基準から数段引き上げた合格ラインを示される学校も出てくることが予想されます。アイスタや早稲田スクール各校の三者面談でもできる限り正確な情報をお伝えしますが、初めて実施される試験のため、慎重な対応をせねばならない場面が出てくる可能性もあります。
また、県立高校か市立高校かを迷っている場合、直前の過去問対策方法が異なってくるため、私立高校受験も含めた受験戦略についてもできるだけ面談内でご提案させていただきます。
※参考 ― 千原台の独自問題
令和6年度(現高1生)の高校入試から、千原台高校では「市教育委員会が作成した問題」を試験問題としており、県立高校と違う問題を解かなければならなくなりました。
独自問題はマークシート方式で、5科目の試験の後に、「自己アピール書(50分)」の試験も課されるため、1日で6科目分の試験を受けることになります。
1日目の試験は全学科共通、2日目は実技や作文など学科ごとに内容が異なります。
※令和7年度入試では必由館も自己アピール書を試験に課していますが、1日目ではなく2日目です。もしかしたら千原台高校も2日目に設定されるかもしれませんが、詳細はホームページ上では発表されていません。受験を希望する方は、必ず高校ごとに発表される要項を確認してください。
③注意点 ー 私立高校一般入試
私立高校の一般入試の合格者が年々減少しています。
定員自体の縮小ということではなく、「奨学入試と専願入試でしっかり合格者を取っていこう」、「一般入試は過不足の最終調整」という流れが私立高校の共通認識になってきている、ということです。
高校が主催する説明会で「ぜひ奨学入試や専願入試を活用してほしい」と明言する高校もあるほどです。
早稲田スクールの模試判定や蓄積してきたデータを参照しても、奨学入試に関しては年度によるブレが少ない一方で、一般入試の入試結果は、その年の後期選抜の倍率や出願数等からも多大な影響を受けるため、年度ごとのバラつきが大きくなりがちです。
もちろん、一般入試の受験を止めるような提案ばかりすることはありません。一般入試も含めた受験戦略こそ受験成功のカギです。
ただし、安易に一般入試をあてにすることができない現状は続きます。奨学入試や専願入試、公立高校入試で確実に合格できる学力を養うことが何より大切です。
④現中1生の代から公立高校入試が変わる - 選抜日程の統合
現在の公立高校入試は、2月に前期選抜、3月に後期選抜、その後二次募集、という構成になっています。
それが、現中1生から、前期選抜と後期選抜が実質の統合となることが発表されています。
↓以下に情報をピックアップしています↓
☆試験日は、今の後期選抜と同じ3月上旬の1回のみ(A日程)
☆1回の試験日程で、2種類の選抜基準を使って合否を出す
☆選抜基準①:一般選抜
・募集定員の50%~90%を選抜
・学力検査と調査書の評定の合計点用いて選抜する現行の後期選抜と同じような形。調査書の得点も現行の算出方法と同じ。
☆選抜基準②:特色選抜
・募集定員の10%~50%を選抜
・学力検査・調査書・独自問題の合計点を用いて選抜する現行の前期選抜のようなもの
☆受験生にどちらの選抜で合格したかを通知しない
☆1日目に5教科の学力検査を実施。2日目に独自検査(面接・作文・実技など)を実施。
※独自検査を行わない学科もある。
試験日程が分かれていたのが統合されることで、受験生や高校側の負担を軽減したいという目的があります。(例:前期選抜でも後期選抜でも実技試験を課していた高校はそれらが1回で済みます)
私立高校の入試日程が現行から変わらないのであれば、私立高校奨学入試から公立高校入試までの期間が伸びることになるので、実技試験も含めた試験対策の期間を十分取ることができるのはメリットだと思います。
ただ、これまでの前期選抜対策では学力検査の対策をしなくてもよかったので、今後は実技と学力の対策を並行して行うことをしっかり考えておく必要がありそうです。
試験日の最終決定は今年度中とのことです。情報が出次第お伝えします!
<大学入試最新情報>
①入試日程
国公立大に関わる入試日程は曜日ではなく日付で決まっているので、以前アップした内容からの変更はありません。
②変更点 - 大学入試共通テスト
ついに!
新しい共通テストが実施される時がきました!
数学Cや情報Ⅰ、歴史総合など、予想問題や予想模試を各社が出してはいますが、本番の問題は全員初めて見ることになります。それだけは現役生も浪人生も同じ!
落ち着いて、そして自信をもって挑んできてください!!
共通テストで決められている規則の他に、志望大学ごとに受験ルールが設定されています。ほとんどの学生が複数の大学を受験する可能性がある状態かと思います。必ず可能性のある全ての大学の要項を熟読し、受験ミスがないようにしてください!
<まとめ>
今回は、入試の最新情報をまとめてみました。
概要説明に留まっている部分もありますが、より詳細な情報はアイスタでの保護者面談・三者面談でお伝えできるよう準備を進めております。
受検は情報戦!
ここで基本的な知識や戦略の立て方を学んだあとは、自分が受験したいと思う学校についての情報は常に自分で集めておくようにしましょう!
<参考文献>
熊本県教育委員会 > 入試 > 高校入試
令和7年度(2025年度)熊本市立高等学校入学者選抜
令和7年度(2025年度)熊本市立必由館高等学校入学者選抜について
独立行政法人 大学入試センター
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