【高校受験②】-前編
令和6年度熊本県高校入学試験特集②前編
こんにちは!
早稲田スクールの個別指導
早稲田アイ・スタディです☆
<中3生の皆さん、共通テストお疲れ様でした>
今日は3連休初日でしたね!
部活や遊ぶ予定など盛りだくさんな連休を過ごす方も、中高生は定期テスト直前ですので、勉強の段取りもきちんとしておきましょう!
受験生、特に中3生にとっては入試前最後の定期テストです。評定が確定する最重要テスト。共通テストが終わってほっと一息つく間もなくテストですが、自己ベスト更新をめざして精一杯勉強しましょう!
高校受験特集②
「あいナビ!」は中3生三者面談直前特集!
特集① 日程まとめ編、受験戦略初級編 →前回
特集② 公立高校受験編、受験戦略学科選択編→今回
特集③ 私立高校受験編、受験戦略実践編 →次回
の3本立てで熊本県の入試についてお送りします。
※前回の特集①はこちら
今回のテーマは
特集②「公立高校受験編」「受験戦略学科選択編」
です。
ほとんどの方が受験する公立高校や、国立高専について、受験科目や日程、点数配分などまとめていきます。
「受験戦略学科選択編」では、普通科以外の学科がある高校についてお話しします。
項目が多いので、
11/3更新:県立高校について
11/10更新:国立高専、市立高校、学科選択
の前後編でお送りします!
今回は前編です!
どうぞ最後までお読みくださいo(・ω・´*)
<県立高校受験編>
まずは入試日程の復習です!
前期選抜:令和6年2月1日
後期選抜:令和6年3月5日、6日
一言で公立入試と言ってもそれぞれの入試形態はまったく違いますし、前期選抜がある学校とない学校の違いなど、きちんとした知識がないと間違った受験戦略を立ててしまいます。まずはそれぞれの入試の特徴から見ていきましょう!
※ここからは熊本県立高校と国立高専についての情報です。熊本市立高校(必由館・千原台)は含まれません。こちらは次回にまとめて記載します。
==公立高校の前期選抜とは?==
公立高校の前期選抜とは、「普通科以外の」学科で実施される入学試験のことです。中学校の評定や部活動の成績などが記載された「調査書」と、独自問題や面接・作文など学力以外の試験形式で合否が決まります。
学力以外で合否が決まる、ということから受験者が多く、しかも定員が少ないので、倍率が後期選抜に比べ非常に高いことが特徴です。
不合格になってしまう受験者も当然多く、「初めての不合格」という事実に落ち込んでしまう方が毎年います。相応の覚悟をもって受けなければなりません。
中学生に人気の高校の前期選抜の配点をまとめました。
第一
英語科
○英作文 (5割)
○集団面接(3割)
○調査書 (2割)
第二
理数科
○独自問題(8割)
○調査書 (2割)
熊本商業
○調査書 (6割)
○集団面接(4割)
熊本工業
○集団面接(3割)
○調査書 (7割)
熊本農業
〇作文 (2割)
〇個人面接(3割)
〇調査書 (5割)
その他の高校についてはこちら
注目ポイントは2つ!
★ポイント①「調査書」の配点比率!★
調査書の配点が高いほど、「入試前に合否が決まっている」とみなすことができます。
時々見受けられる考え方で
「偏差値は足りないけど前期選抜なら受かるかも!」
というものがありますが、調査書の配点が高い高校では本番の試験よりもそれまでの学校の活動成績を重視しますので、これらを踏まえ、あらかじめ覚悟を決めて受験しましょう。
調査書には部活動や勉強以外の成績も含まれます。特に、部活動が盛んな高校では中体連やコンクールの結果が合否判定の重要な基準となることがあります。
中1中2の皆さん!
部活動は中3の引退後はできません。精一杯取り組みましょう!
でも評定も取り戻せないので勉強もしっかり頑張りましょう!
★ポイント② 面接の有無★
面接がある学校がとても多いですが、面接では「なぜうちに入学したいのか」だけでなく「なぜ他の学校ではだめなのか」「入学後の目的」「卒業後の明確な進路希望」など、とにかく具体的な発言を求められます。例えば、熊商志望で「商業の勉強がしたいから」と発言しても、他の学校にも商業科はありますし、熊商の他の学科との違いも伝わらないので、志望理由としては不十分です。その学校のその学科でしかできないことを明確にして、さらにそれを言語化して、やっと審査していただける、くらいの気持ちで面接練習をしましょう。
☆アイスタでは冬期講習から面接練習を開始します。前期選抜合格者を多数輩出してきたアイスタでは、予行練習はもちろん、希望者へ発言内容の添削も行います。
ここまで公立高校の前期選抜をみてきました。
これらは中学生活すべてが判断材料です。何事にもコツコツ取り組み、努力を数字や公的な結果として残すことができた生徒が、合格を勝ち取ることができます。
3年生は今月の定期テストが最後のチャンスです。本気で自己ベストを取りにいきましょう!
中1中2の皆さんは、学業と学業以外のどちらも自分の満足のいく結果にするため、毎日全力で進んでいきましょう!
==公立高校の後期選抜とは?==
次は公立高校後期選抜をみてみましょう!
皆さんのイメージする受験に近いのではないでしょうか。
しかし、科目の配点など学校によって細かい違いがあるのでそれぞれ確認していきましょう!
普通科も含め、全ての公立高校で実施される後期選抜。
1日目に国語・理科・英語、2日目に社会と数学を実施します。県下一斉の共通問題(5教科250点満点)を解き、点数順で合格者が決まります。(スポーツコースや美術科など実技試験や面接を実施する学校もあります)
早稲田スクールが実施する進学模試も、この試験の難易度設定をもとに作成しています。よく「塾の模試難しい!」と嘆いている生徒がいますが、模試は予行練習。本番を想定した大事なテストなので、簡単にするわけにはいきません。難しくても頑張りましょう…!
ただ、模試では表記しづらい、本番だけのポイントが2つあります!
★ポイント① 学科によって科目の配点が違う!
配点を調整している代表的な学校は以下の通りです。
第一・英語科
英語の点数を2倍(100点)に換算、300点満点
第二・理数科
数学と理科の点数を2倍に換算、350点満点
熊本北・理数科
数学と理科の点数を2倍に換算
熊本北・英語科
英語の点数を2倍に換算
東稜・国際コース
英語の点数を2倍に換算
東稜・理数コース
数学の点数を2倍に換算
英語科や理数科など普通科以外の学科にみられる特徴です。英語科には英語が得意な生徒が合格しやすい工夫がなされている、と思っていいと思います。
逆に、理数科希望でも数学の点数が伸び悩むと、ライバルたちと圧倒的な差になるというリスクもあります。
行きたい高校の配点を正しく把握しておきましょう。
★ポイント② 評定の取扱い比率が違う!
学校の通知表の点数の扱いにも高校ごとに違いがあります。
1.「評定を参考に」「調査書を参考に」
2.「評定を合計し」
のどちらかが要項に書いてあります。
1.の「参考に」は、ほぼ本番の点数だけで決まると思っていいと思います。特に前期選抜を実施する学科は、前期選抜で調査書をもとに合否判定をした分、後期選抜では本番の点数を重視する傾向にあります。
2.の「合計し」は、本番の点数に文字通り評定を足し算します。学校によって点数比率が異なりますが、中1で評定3を取るか5を取るかの2点の差がそのまま合否に直結する、ということです。
入試の合否は、皆さんが思う以上に「1点の重み」が大きいです。合格と不合格の点数差は本当に1点です。
普通科を志望する受験生は後期選抜の一発勝負です。
自分の志望校がどのような配点なのか、正確に把握しておきましょう!
★ポイント①②の一覧はこちら
ここまで、公立高校後期選抜をみてきました。
とにかく、入試は本当の意味で実力勝負です。
ただ、何を重視するのかは、その高校が何を大事にしているのかで違います。
すでに志望校が決まっている方は、その重視する点を伸ばす勉強を。
まだ決まっていない方は、バランスよく勉強しつつ、自分の得意が活かせる高校探しを。
アイスタで一緒に頑張りましょう!!
<次回予告>
次回は後編!
高専や必由館と千原台高校、学科選択についてのお話を予定しています。
<冬のアイスタ>
…そこまで待てないよ!という方!
早稲田アイ・スタディは、授業で成績アップをめざすだけでなく、保護者様からの相談も随時承ります。
早稲田スクールは入試のプロ集団です。お子さまにとって一番の選択ができるよう、日々全力でサポートしています!
☆【冬期講習最大半額!】冬期講習スタート割について
お問い合わせはこちら
さらに!11月は保護者面談月間です。
受験生の方は、学校の三者面談より早い日程で予約いただければ、学校の話し合いがスムーズに進むような入試戦略情報をご案内します!
受験学年でない方も、現状の成績を見ながら、今のうちにしておきたい勉強についてお一人おひとりにお話しさせていただきます。
お子さまにとっても、塾に通うことは入試においてとても有利です!
「共通テストで○○点取れたら○○高校に決めよう!」
にとどまらず、
「今はまだ届かないけど、11月の模試で○○点取れたら私立高校は○○高校を受験しよう」
「1月の模試と2月の模試で○○点以上点数が伸びたら公立高校は○○高校をあきらめない!」
など、ギリギリまであきらめない選択が取れるのは、塾に通っているからこそできることです。
秋までの結果だけを基準に受験校を1つに絞るのは非常にもったいないことです。
悔いのない受験は、合否に関わらずその後の高校生活のモチベーションや成績上昇率に大きく影響します。
受験学年でない方も、模試を繰り返し受ける中で受験を早く意識できます。
志望校判定も出るので、学校成績だけではわからない、自分の県内での位置付けも把握できます。
早稲田アイ・スタディで、一緒にがんばろう!
※参考資料、サイト※
熊本県教育委員会
https://www.pref.kumamoto.jp/site/kyouiku/list189-619.html
熊本県私立中学高等学校協会
http://k-shigaku.com/
熊本高等専門学校
https://kumamoto-nct.ac.jp/
更新のお知らせは公式ラインで発信!
ぜひご登録ください!
https://lin.ee/3BgxpHJ
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに( ‘v’)b
早稲田スクールの個別指導
早稲田アイ・スタディ
早稲田アイ・スタディGP
お問い合わせはこちら