【面接対策-後編】受験から就活まで 面接で押さえておきたいポイントをご紹介!
こんにちは!
早稲田スクールの個別指導
早稲田アイ・スタディです☆
<今回のテーマ「面接対策-後編」>
今回は、前回に引き続き、面接特集!
☆発言内容の組み立て方 をご紹介!
前回で、入室と退室は完ペキになりましたね?
今回は、志望動機や自己PRなど、面接での受け答えについて、発言内容の選択や組み立て方などを紹介していきます!
どうぞ最後までお読みください( ˶’ᵕ’˶)
<面接でよく聞かれる質問5選!>
面接でよく聞かれる質問を5つピックアップしてみました。これら以外でも、その学校独自の質問をされることもあります。
☆アイスタでは面接情報も常に収集しているので、アイスタの面接練習ではより受験校に特化した練習も可能です!
①志望動機
どの学校でも必ず聞かれる志望動機。
しかも最初の質問であることが多いので、ここでしっかり面接官に好印象を持ってもらう内容を話すことが大事!
※学校によっては、「学校を選んだ理由」ではなく「学科を選んだ理由」を答える必要があります。
②自己PR
自分のいいところや得意なこと、能力を活かした経験などを答えます。「長所と短所」を聞く学校もありますが、近年では長所のみを答える自己PRが主流になってきています。
③今までで一番頑張ったこと
高校受験ならば「中学校で頑張ったこと」など、在学中の経験を問われます。進学するとこれまで以上に忙しい日々が始まります。努力した経験について質問するのはその忙しさについていけるのか試されているともいえます。
④入学してから頑張りたいこと、
卒業後の進路
入学後に力を入れたいことや、卒業後の進路(進学か就職か等)についての質問です。③でも触れましたが、新しいことを勉強するために進学するのですから、入学してからが大変です。その大変さを理解し、自分の未来のために頑張れるのか、という覚悟を問われていると思いましょう。
⑤学校の第一印象
オープンスクールやオープンキャンパスの印象を質問されることがありますが、生徒が学校のどこに魅力を感じているのか確認するという目的のことが多いです。その生徒のことを知りたいのはもちろんですが、次年度のオープンスクールへ向けたアンケートの意味合いもあるのかもしれません。
<発言内容の組み立て方 ポイント5選!>
せっかく一生懸命考えた内容も、組み立てが上手くないと印象が半減してしまいます。ここからは、面接特有の文章の作り方を5つに絞ってご紹介します!
良い例、悪い例も載せていますので、自分が書いた文章と比べてチェックしていきましょう!
☆アイスタの面接練習では、生徒様と一緒に文章を考えて推敲する時間もとらせていただいております!
①「自分が伝えたい内容」ではなく、
「面接官が知りたい内容」
という視点で考える
これが一番大事で、一番難しいところです。
塾で練習をするとき、まずは生徒自身に内容を考えてきてもらうのですが、書いてきてくれる内容はたいてい、面接官役の私が聞きたくなるような、「それいいね!」と思う内容と少々ずれてしまっていることが多いです。
ですから、書いてもらった内容をもとにさらに私から質問をして言葉を引き出し、推敲していきます。
最初はどこかで一度は聞いたことがあるようなありきたりなことを書いていた子も、質問を重ね、色々話をしていくうちに、その子自身が経験して感じた「その子にしか話せない言葉」が必ず見つかります。
それを面接官は聞きたいのです!
それが見つかったらこっちのもんです!
無事合格を勝ち取れた生徒の多くが、この「自分だけの言葉」を見つけることができていました。
しかし、この言葉を自力で見つけるのはかなり大変です。
そこでまずは、発言内容を書いたら、学校の先生に必ず見せ、他にも保護者の方へ塾の先生など、大人2~3人に読んでもらいましょう。読んでもらったら、内容について質問してもらい、対話の中でより良い言葉を探っていくとよいでしょう。
②一番言いたいことを最初に言う
悪い例)
私がまだ幼い頃に、祖父が病気で入院していました。お見舞いに行った時の看護師の方の丁寧な処置や、祖父への温かい声掛け、幼い私を励ます言葉に感銘を受け、看護師に憧れを抱くようになりました。御校の看護科は5年間で正看護師の国家試験の受験資格を得ることができ、オープンスクールの説明で実習も充実していると伺いました。正確な処置ができ、患者さんやそのご家族を気遣える看護師になるという夢を叶えるため、御校を志望致しました。
→志望動機が後にきているので、「まだ言わないのかな…?」と面接官を待たせてしまう構成になってしまいました。
良い例)
私が御校の商業科を志望した理由は、マーケティングや経営戦略などについて学び、お客様が本当に必要とする商品やサービスを届けられるようになりたいからです。御校の商業科では、簿記などの基本的な経理業務についてはもちろん、マーケティングの授業で市場のニーズを分析する能力を高めたり、授業で得た学びを熊商デパートという実戦で活かし、経験したりすることができます。私は将来、お客様の必要とするものを的確にお届けし、お客様の笑顔を増やしていけるような仕事をしたいので、そのための必要な知識や経験を得たいと思い、御校を志望致しました。
→最初に志望動機を明確に発言しており、面接官に伝わりやすい構成になっています。
③「この学校でしかできないこと」
を必ず入れる
悪い例)
私が御校に入学後に取り組みたいことは、勉強と部活動の両立です。部活動ではまだ入部したい部は決めかねていますが、良い成績を残すために毎日練習に取り組みたいです。勉強では苦手な科目の勉強も怠らず、全科目で良い点数を取れるように日頃の勉強も頑張ります。
→他の学校でもできそうな内容にとどまっており、「じゃあうちの学校じゃなくてもいいよね?」と言われても反論できない内容になってしまっています。何をどう練習していきたいのか、特に力を入れたい科目など、実際に自分がそれらに取り組む姿をイメージしながら具体的に書きましょう。
良い例)
私が御校に入学後に取り組みたいことは、英語の学習です。毎日の授業の予習復習を行い、文法と単語を正しく理解していきます。また、交換留学生が来日している期間はその子と英語で積極的に会話し、ホームステイのホストファミリーにも立候補したいです。御校の交換留学プログラムにも参加したいと考えております。将来は英語を使うような仕事に就きたいので、高校生活を通して、英語を理解するだけでなく実際に自分で自在に使える力を付けていきたいです。
→学校独自の取り組みを入れているので、面接官に「あなたの学校で学びたいのです!」という熱い思いが伝わりやすくなっています。
④「結果や事実」の羅列より
「過程と思考」を伝える
悪い例)
私が中学校生活で特に力を入れて取り組んだことは、部活動です。3年間野球部に所属していました。毎日遅くまで仲間と一緒に練習に取り組み、2年生と3年生の夏には熊本県の中体連で準優勝し、九州大会に出場することができました。練習は大変でしたが、仲間がいたから乗り越えることができたので、チームワークの大切さを学びました。
→結果は素晴らしいものですが、どう考えて行動したかがはっきりとは分からないので、別の課題がやってきた時にどう行動してくれるのかが見えづらい印象です。上の例では、自分の野球の技術を高めるために何を練習に取り入れたのか、チームの団結力を強めるために声掛けなどしたのか、自分の行動を中心に書くと、伝わる印象が変わります。
良い例)
私が中学校生活で一番力を入れたことは、朝のあいさつ運動です。生徒会活動の一つで、毎朝7時半に集合して正門前であいさつをしました。最初はあまり生徒からあいさつが返ってこなかったのですが、自分が大きな声であいさつをした時に返してくれることが多かったので、毎朝一人ひとりの顔を見て元気のいい声を出すことを心掛けました。最終的にはほぼ全員があいさつを返してくれるようになり、返してくれると私もとても気持ちよく一日を始められたので、毎朝頑張って取り組んで良かったと思います。
→具体的な称号や結果が出しづらい内容でも、PDCAサイクルに基づき、自分の具体的な行動や、なぜその行動に至ったのかという考えを中心に書きましょう。もし新たな課題がやってきても同じように考え、乗り越えてくれそうな印象を与えることができます。
⑤言葉遣い、言葉選び
☆一人称:わたし、わたくし、ぼく
☆相手の学校:御校、貴校、貴学
※口頭では「御校」、文章では「貴校」
※小学校~高校は「貴校」、大学は「貴学」
☆「はい」で始めて「以上です」で終わる
※抜けたからといって減点はされません。面接官に始まりと終わりを分かりやすく伝えて、面接の流れをスムーズにする言葉です。
おまけ:もし頭が真っ白になったら…?
頑張って文章考えて、しっかり覚えて、入室も完璧に…
色々考えると緊張してしまいますよね。
入試当日、緊張で覚えた文章が飛んでしまって頭が真っ白!
という生徒は毎年のようにいます。もしそうなってしまったら、
①沈黙が長引く前に「すみません」「申し訳ございません」
②「もう一度初めからお話ししてもよろしいでしょうか」
③面接官が許可したら「ありがとうございます」
と言いましょう。
緊張や沈黙だけで減点されることは絶対にありません。そこは大丈夫!
大切なのは、その後に謝罪と感謝をきちんと言葉にすることです。きちんと言えれば、面接官も「ゆっくりで大丈夫ですよ」と気遣う言葉をかけてくれることもあります。誠意を伝えて、緊張を乗り越えていきましょう!
※練習不足なせいで、質問される度に言い直したり考えたりしていると、「これは発言内容を考えてきてなくて今作っているのでは?」という不信感を与えてしまいます。何回も練習して本番に臨みましょう!
<まとめ>
前後編2回にわたって面接特集をお送りいたしました!
☆まずは入室・退室の練習を完ペキに!
☆発言内容は「結論を最初に」「自分の経験と言葉を大切に」
一つひとつのポイントをおさえて、これでみんなも面接マスター!
<次回予告>
次回は、熊本県の入試最新情報をお届けします!
中学入試・高校入試・大学入試について、昨年度からの変更点や、志望校から受験校を選定するポイントをお伝えします!
<秋の2週間お試し授業受付中!>
芸術の秋、食欲の秋、勉強の秋!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに( ‘v’)b
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